細胞,動脈硬化,健康

LDLとアラキドン酸

コレステロールには悪玉と善玉があります。
悪玉はLDLコレステロールと呼ばれ、これが多くなると動脈硬化のリスクを向上させてしまうため、健康診断等で数値が増加していれば、食生活の指導などを受けることになるのです。

アラキドン酸は脳の情報伝達能力に関係し、記憶力や判断力、思考力などを向上させる物質として注目されています。
腎臓や肝臓など体内の様々なところに存在していますが、中でも脳細胞の細胞膜、リン脂質に多く存在し、細胞膜を柔軟にしていることがわかっています。
情報を受け取り、情報伝達物質を次の脳細胞に伝えていく上で、細胞膜が柔らかいという事は情報伝達能力の向上に結び付きます。
ただ、アラキドン酸は脳細胞だけに健康効果を発揮する物質ではなく、LDLコレステロールなどにも関係が深い物質なのです。

バランスの悪い食事を継続していると、血液内にLDLコレステロールが多くなります
すると血液がドロドロ状態になり血液の流れに支障が出るほか、血栓を作るリスクが高くなるのです。
悪玉コレステロールと呼ばれるLDLを抑制する効果をアラキドン酸が持っているのです。

アラキドン酸はアラキドン酸カスケード内でプロスタグランジンという生体調整ホルモンを作り出します。
この生体調整ホルモンであるプロスタグランジンが体内で正常に働くことによってコレステロールを減少させる効果があるのです。